知識には二種類ある。
命題知と技術知である。
さて、これはなんのことか。
大学で哲学の授業をいくつかとっているんですが、
知識の区分として、命題知と技術知、というふたつの言葉が出てきました。
おもしろいと思ったので、ここで紹介します。
まず、
命題知というのは、命題の形で語ることのできる知識のことです。
簡単に言えば、
言葉で伝えることのできる知識のことですね。
たとえば、
「地球は丸い」とか、
「鈴木AAはかっこいい」とか、そういう知識についてのことです。
一方で、
技術知というのは、言葉で語ることのできない知識のことです。
たとえば、
自転車の乗り方、とか、バイオリンのうまい弾き方、とかですね。
で。
受験の勉強のやり方っていうのは、技術知だと思うんですよね。
僕らも、なるべくうまくいった例をアドバイスタイムで言葉にして伝えるようにしていますが、
自転車の乗り方と一緒で、やり方を聞いただけではうまくできるようにはならないのです。
(もちろん、コーチはいた方がいいと思いますが)
じゃあ、何が必要かというと、
勉強のやり方をうまくするには、各々が試行錯誤するしかないということです!
いろんな生徒さんとお話しさせていただいてて思うのが、
成績の伸びる人は、勉強のやり方がうまく、なおかつ自分のやり方を向上させようと試行錯誤しているということです。
・・・というわけで、
みなさんも、今の自分のやり方で効率がいいのか試行錯誤しながら勉強してみてください!
自分なりの良い勉強法が見つかれば、きっと伸びるはずです!