今日は、現代文の勉強法についてお話ししたいと思います!
現代文の勉強方法は、
大きく分けて二つの方向性があると思います。
ひとつは、
語彙・背景知識などを増やす方向です。
たとえば、
アイデンティティの崩壊について語られている文章を読むときに、
「アイデンティティ」という言葉の意味をしらなければ、読みようがないですよね?
こういう知識をふやすためには、
日々の受講で出てきた難しい単語を、
中学生にもわかるように自分の言葉で説明してみるといいです。
(理解している、とは、ほかの人にわかるように説明できる、というのとほぼ同じですから)
ふたつめの方向性は、
論理的な読み方を身に着ける方向です。
たとえば、
「したがって」という接続詞があったときに、
まえの文とうしろの文には因果関係が成り立っているはずですよね?
ソクラテスは人間である。そして、すべての人間は死ぬ。
したがって、
ソクラテスは死ぬ。
というような文章があったとき、
この文章を知識抜きに説明できるか、ということです。
(問題だと、「ソクラテスは死ぬ」とあるがなぜか?説明せよ のような聞かれ方をします。)
こういう能力を身に着けるためには、
普段問題を解く段階から、接続詞がどういう働きをしているかに注意して勉強を進めるといいと思います!
以上、ふたつの方向性を踏まえたうえで、
みなさんにおすすめしたい勉強法は、
センター試験の問題を、記述問題として解く、という勉強です。
センター試験の文章はかなり練られていますし、
自分の解答をセンター試験の答えの選択肢と比較して、
自分の解答になにが不足していたのか、センター試験の答えはなぜ答えなのか、 が体感できると思います。
以上です!
みなさん、9月の勉強もがんばっていきましょう!