すべてを完璧することがよいことだとは限らない!
ダルビッシュの有名な言葉があります。
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」
・・・これは、勉強でも同じことが言えると思います。
そんなわけで、今日はみなさんに、
嘘をつかない逆算勉強法をお伝えしたいと思います!
まず、受験において、すべてを完璧に仕上げる必要はありません。
たとえば、センター試験で60%で合格する大学があったとします。
あなたは、その大学に進学したいけれど、いまの実力は55%。
5%足りない・・・。
そんなとき、
受験で失敗しやすい人は、こう考えます。
「とにかく頑張る!気合の徹夜じゃ~~~!」と。
一方で、受験で成功しやすい人は、こう考えます。
「5割を6割にするほうが、7割を8割にするよりも簡単だから、あと5%とればいいのだから、いま7割とれている英語は放っておいて、5割しか取れていない数学を6割にしよう」と。
あるいは、
「自分はもう数学が全く駄目だから、点のとりやすい英語を伸ばして合格しよう」と。
・・・僕がここで主張したいのは、
苦手科目を克服しよう、というようなことではなくて、
合格という目的に、効率的に向かっていける受験生になろう、ということです。
そのためには、合格から逆算することが必要です。
自分が、どの科目で何点ずつとって、合格最低点を上回るのか?
その点を取るためには、いつまでに何を終わらせなければいけないのか?
そして、今何点とればいいのか?
というように、合格から逆算して、今日やる勉強を決めましょう。
毎日必死に勉強したとしても、
その勉強が合格に向かった勉強でなければ、受験で結果を出すのは難しいです。
ぜひ、みなさんには、
合格から逆算して勉強をする、受かる受験生になってほしいと思います。